ドライバーといっても様々なドライバーがあります。長距離トラックのドライバー、タクシーのドライバー、バスのドライバー。こういった運転を職とする仕事の中で、興味はあるけど中々その業種の実態が見えてこないお仕事を今回は紹介したいと思います。それは、ミキサー車です。
コンクリートの原料となる生コンを運ぶミキサー車ですが、いわゆる「はたらく車」というやつです。なかなかの人気で、ミキサー車のミニカ―なんかもあります。とにかく、あの荷台の部分でぐるぐる動くアレに、男の子なら一度は憧れたことがあるはずです。
実際にどんな職業なのでしょう。
基本的に、車に乗って、機械で荷の積み降ろしをします。仕事はレバー操作がメインになりますので、肉体労働がきついということはないようです。また、早出や残業はありますが、長距離運送のように極端に早い時間や遅い時間ということはないようです。一番大変なのは洗車だと言います。コンクリートのついた車体は、雨が降ろうが、槍が降ろうが、生コンを運んだら必ず洗車をしなくてはなりません。
当然ながら運転技術は必要です。現場へ生コンを運んだら終わりではありません。狭い現場内だとS字バックやクランクバックができなければ仕事になりません。5センチ以内での停車も当たり前に要求されます。
どうでしょうか？仕事内容は魅力的でしたか？採用については、中途からでも特に問題はないようです。当然、中型免許（普通免許）以上は必須になります。募集は普通の求人サイトでも行われていますが、会社で独自に採用ページを持っている場合もあります。例えば、こちらは埼玉で有名な建設資材会社の東和アークス（埼玉）のミキサー車運転手求人ページになります。こんな感じで普通に募集しています。
今後は東京オリンピックもありますから、これからの生コン業界は飛躍すること間違いないと思いますよ。転職希望者のお役に立つ情報でしたでしょうか？